胃不定愁訴
胃不定愁訴とは、胃もたれ、胃の痛み、胸やけ、不快感、げっぷが出やすい、食欲がないなど自覚症状があるにも関わらず、内視鏡などの検査において明らかな異常が見つからない胃の症状のことを言います。機能性胃腸症(Functional Dyspepsia (FD)、またはnon-ulcer dyspepsia (NUD))とも呼ばれます。 日本人の4人に1人は何らかの胃不定愁訴があると言われています。原因は、ピロリ菌、ストレスなど心理的要因、胃の運動機能異常などさまざまです。
治療は生活・食事指導を基本として、症状に応じて消化管運動改善薬や酸分泌抑制薬などが処方されます。明らかな異常がないために医師の治療を受けず、慢性的に症状を抱えている人も多くいるとみられます。
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