肝性脳症の昏睡度分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 09:11 UTC 版)
段階症状I睡眠リズムの逆転、あるいは周囲に対する無関心など。 II見当識の障害や、計算、書字などの障害。羽ばたき振戦(Asterixis, flapping tremor)と呼ばれる、腕を伸ばしたり手を広げたりしたときに、粗くゆっくりとした不規則な震えが起こるのが特徴。 IIIほとんど眠った状態になるが、外的刺激に対しては反応して目を覚ます。ときに譫妄状態になったり、割合すぐ感情的になり、パニックや癇癪を起こしながら声を荒らげたりし、時には暴れだす。 IV完全に意識を消失するが、痛みに対しては反応する。 Vすべての刺激に対して反応しなくなる。
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