組込機器向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:31 UTC 版)
モバイルWnn 変換エンジン49KB、基本辞書+付属語+辞書インデックス(以下「基本辞書その他」と記載)510KB。 連文節変換や頻度学習は備えているものの入力予測には非対応。単語追加はユーザー辞書登録もしくはオプション辞書追加による。 ミニWnn 変換エンジン11KB、基本辞書その他197KB。 メモリに制約のある機器でも搭載可能なようにコンパクトさを志向したバージョン。単文節変換のみに対応しており、辞書学習も行わない。基本辞書の収録語数も最小限に抑えられている。オプション辞書により単語追加は可能だが、ユーザー辞書登録は不可能。 モバイルWnn V2 変換エンジン103KB、基本辞書その他529KB。 モバイルWnnの機能に加え、入力予測や文脈変換、学習性能の向上が行われている。ただ基本辞書サイズはさほど変わらず、ATOKその他と比較して変換精度は劣っていた。 Advanced Wnn 変換エンジン113KB、基本辞書3.359MB。 入力予測と変換を一体化させ、変換効率を高めている。口語表現にも対応するようになった。 Advanced Wnn V2 変換エンジン168KB、基本辞書4.2MB。 より形態素解析の性能を改良し、また着信メール内の単語を自動もしくは手動で学習する機能が搭載された。多言語対応した「マルチリンガル Advanced Wnn」もある。 iWnn 変換エンジン280KB、基本辞書4.4MB。 "i"はintelligent・individual・integrated・internationalの4つのiに由来する。文脈や現在の日時から時制や季節を判断する機能、ワイルドカードにより予測候補を絞り込む機能(インクリメンタルサーチ)、多言語対応などAdvanced Wnnと比較して大幅な機能向上が行われている。 OpenWnn iWnnをApache v2ライセンスでオープンソース化したもの。Android Open Source Project上で公開されている。
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