組合員資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 06:33 UTC 版)
組合員資格は、各農協の定款において定められ、一般的に、耕作面積や従事日数の要件を規定している。組合員は、正組合員と准組合員に分かれる。 資格権利など備考正組合員 農業者。農協の地区内に住所を有する農民、農業を営む法人 組合員が一人一票の議決権を持つ。 役員や総代に選出される権利。 臨時総会を開く請求権。但し、正組合員の1/5以上の同意が必要。 組合の事業を利用する権利等。 専業農家と兼業農家に議決権を公平にしたことで、効率的な農業の推進が妨げられてきたという意見もある。減反を参照。 准組合員 農業者で無くてもなれる 出資すれば、全ての事業が利用可能になる。但し、農協の地区内に住所のある個人。 准組合員に議決権を認めない理由は二つ。一つは、農業者で無い者に組合を支配されない為。もう一つは、地域の住民(旧産業組合・旧農業会に於いて構成員となることができた者)の事業の利用を認めるため。
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