くみこみ‐オーエス【組(み)込みOS】
組み込みOS
別名:エンベッドOS
【英】Embedded OS, Embedded Operating System
組み込みOSとは、電子機器や産業用機械などに内臓されるコンピュータシステム(組み込みシステム)を制御するために用いられるOS(オペレーティングシステム)の総称である。
組み込みシステムは一般的なパソコン向けのOSとは異なり、応用性や高度な画像処理性能などを特に必要とせず、その代わりに高度なリアルタイム性や安定性、信頼性などが要求される。組み込みOSの用途は様々で、家電製品から産業用機械、医療用機器、コピー機やデジカメ、携帯電話、自動販売機などにも用いられる。それぞれのシステムが組み込みOSに要求する性能は大きく異なるため、組み込みOSはそれぞれの用途向けにカスタマイズされているのが普通である。
代表的な組み込みOSとしては、ITRONやWindows CEなどがある。他にVxWorks、pSOS、OS-9など、あるいはオープンソースのパソコン向けOSであるLinuxを組み込み用に特化させて用いるケースも多く見られる。
参照リンク
ITRON Project Archive - (東京大学 坂村健研究室)
WindowsEmbedded - (Microsoft)
組み込みでもLinux!
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組み込みオペレーティングシステム
(組み込みOS から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/19 08:45 UTC 版)
組み込みオペレーティングシステム(くみこみオペレーティングシステム)は、組み込みシステムのオペレーティングシステムである。リアルタイムオペレーティングシステムでもあることが多い。
- 1 組み込みオペレーティングシステムとは
- 2 組み込みオペレーティングシステムの概要
- 3 脚注
- 組み込みOSのページへのリンク