糸川英夫とは? わかりやすく解説

いとかわ‐ひでお〔いとかはひでを〕【糸川英夫】

読み方:いとかわひでお

[1912〜1999航空工学者東京生まれ戦闘機設計技師経て昭和23年1948)より東大教授昭和30年(1955)にペンシルロケット飛翔実験成功させ、「日本のロケット開発の父」とよばれた小惑星イトカワに名が残る。


糸川英夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 22:46 UTC 版)

糸川 英夫(いとかわ ひでお、1912年7月20日[1] - 1999年2月21日)は、日本工学者。専門は航空工学宇宙工学ペンシルロケットに始まるロケット開発や宇宙開発を先導し、「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる。


注釈

  1. ^ 他校での級長で、正確には高1の一学期は除く。
  2. ^ 除幕式の後にJAXAの的川泰宣・宇宙教育センター長の講演があり、「糸川教授がいなければ日本のロケット開発は数十年遅れていただろう」と語られた。また糸川教授に50年間チェロを教えた松下修也のチェロコンサートも同氏を偲んで開催された。
  3. ^ 「クラシックは難しいものというイメージを取り払いたい。聴衆が主役のぜいたくな演奏会です。祭日と言えばゴルフ」など「という人が多い。良い音楽を聞いて、心の豊かさを広げる機会にしてほしい」と述べた

出典

  1. ^ a b 『朝日現代用語 知恵蔵 1990』朝日新聞社、東京都中央区築地5-3-2、1990年1月1日。雑誌60031-01。 
  2. ^ 日本の科学者・技術者100人 「糸川英夫」 田中舘愛橘記念科学館
  3. ^ 草柳大蔵『実力者の条件』p.170
  4. ^ 草柳大蔵『実力者の条件』p.177、他説あり
  5. ^ 鈴木五郎「Ki-84 疾風」サンケイ出版1975 p.137、他説あり
  6. ^ 博士論文書誌データベース
  7. ^ 桶谷繁雄、昭和47年10月5日講演録「公害報道について」和敬塾五十年の歩みとこれから、和敬塾
  8. ^ 「学術、芸能部門に褒章 紫綬39人 藍綬48人 黄綬14人▽喜びの受章者」『読売新聞』1972年11月7日
  9. ^ 「糸川英夫氏(元東京大学教授・組織工学)死去 国産ロケット開発の基礎築く」『読売新聞』1999年2月22日朝刊
  10. ^ 「叙位叙勲・3月19日」『読売新聞』1999年3月20日朝刊
  11. ^ 日本の宇宙開発発祥の地 国分寺で記念碑除幕 50年後へタイムカプセルも /東京都 『朝日新聞』2006.04.02 東京地方版/東京 35頁 多摩 写図有 (全933字)
  12. ^ タイムカプセル:「未来のロケット」イラスト、50年後に開封--東京・早実の校庭『毎日新聞』2006.04.01 東京夕刊 8頁 社会 写図有 (全533字)
  13. ^ JAXA 小惑星「イトカワ」表面の地形名称に関する国際天文学連合(IAU)正式承認について 平成21年3月3日
  14. ^ 「海の日」は音楽楽しもう 糸川博士と教え子ら丸子でコンサート『信濃毎日新聞』1996.07.16 信濃毎日新聞朝刊 29頁 社会3 (全580字)
  15. ^ https://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/chapter01/01/index.shtml
  16. ^ https://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/chapter01/01/01.shtml
  17. ^ https://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/chapter01/01/03.shtml
  18. ^ https://doi.org/10.11188/seisankenkyu.71.943
  19. ^ https://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/chapter01/01/04.shtml
  20. ^ 冨田勲の2012年のアルバム『惑星 ULTIMATE EDITION』ブックレットに冨田が寄せた「このアルバムを糸川英夫氏に捧ぐ」より
  21. ^ 『吉田豪の巨匠ハンター』、2020年4月5日発行、吉田豪、毎日新聞出版、P79~80。


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