米国公認会計士(CPA)
資格区分 | 国際資格 |
米国公認会計士(CPA)は、その名の通り、米国の公認会計士の公的資格です。米国内はもちろん、日本や韓国、中国などアジア諸国からの受験者も多く、国際的には最もメジャーな会計士資格だと言えるでしょう。 試験はコンピュータ上で受験し、全米各州のテストセンターで年4回まで受験可能です。 試験科目は「Financial Accounting & Reporting」「Regulation」「Business Environment & Concept」「Auditing & Attestation」の4科目です。1度の受験で全科目に合格する必要はなく、1科目ずつ受験・合格していくことができます。試験は当然英語で実施されますから、会計・財務の知識だけでなく、高度な英語力も必要です。 CPA試験の受験資格は、全米各州によって異なりますが、基本的には一定以上の会計関連・ビジネス関連の大学単位が必要です。日本人が受験しやすいのはデラウェア州、モンタナ州、グアム、イリノイ州などが挙げられます。試験の難易度は、日本の公認会計士試験ほどではありませんが、かなりの難関です。資格スクールなどを活用して1~3年程度の学習期間が目安になります。なお資格スクールの中には米国の大学と提携し、受験に必要な大学単位を取得できるところもあります。 | |
米国各州により異なる(会計関連・ビジネス関連の大学単位などが求められる) | |
米国各州により異なる | |
米国各州により異なる。学習期間の目安はスクールを利用して1~3年程度 | |
4半期ごとにコンピュータによる試験を実施(年4回まで受験可能) | |
米国各州のテストセンター | |
AICPA http://www.aicpa.org/ | |
外資系企業の経理・財務職、監査法人、会計事務所、コンサルティング会社などが代表的な職場です。CPAの資格は日本企業にも知名度が高く、経理・財務の知識と、英語力を備えた人材として高く評価される傾向があります。 |
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