第83話 黒い肌の狙撃者 / 1974年5月
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いまだ激しい人種偏見の残る米国南部地域。捕虜収容所を釈放され、故郷ミシシッピ州グリーンウッドに戻ったベトナム帰還兵エーベル・バーネットを待っていたのは、在郷軍人会による手ひどいリンチだった。ベトナム人の捕虜となり、黒人兵の友人を持っていたのが恥なのだという。エーベルは彼らの仕打ちを苦にして自殺してしまい、友人の黒人兵・サミーは軍人会のリーダーで異常な人種差別主義者のローレル大佐の殺害をゴルゴに依頼する。一方、ゴルゴに狙われていることを知った大佐は手下の警察署長を使ってグリーンウッド全域に厳戒態勢を布かせる。たまたま黒人解放運動家達と知り合ったゴルゴは、厳戒態勢を突破するためとある秘策を実行に移そうとする。
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