第4次戦争(1572年 - 1573年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 05:31 UTC 版)
「ユグノー戦争」の記事における「第4次戦争(1572年 - 1573年)」の解説
虐殺はさらなる軍事行動を引き起こし、カトリック軍はアンリ・ド・モンモランシーの軍がソミエールを、アンジュー公アンリの軍がサンセールとラ・ロシェルを包囲した。1573年5月にアンジュー公アンリがポーランド王に選出され、ポーランド議会代表の介入によりラ・ロシェルの包囲は解かれ、7月にブローニュ勅令が発せられると戦闘は終結した。 ブローニュ勅令は以前ユグノーに与えられた権利を縮小したもので、全てのユグノーに過去の行動の赦免と信仰の自由が与えられたが、礼拝はラ・ロシェル、モントーバン、ニームの3都市でのみ許され、しかも住居内のみであった。上級裁判権を持つプロテスタント貴族は結婚式と洗礼式を挙げることが許されたものの、家族以外の参列は10名に制限されている。
※この「第4次戦争(1572年 - 1573年)」の解説は、「ユグノー戦争」の解説の一部です。
「第4次戦争(1572年 - 1573年)」を含む「ユグノー戦争」の記事については、「ユグノー戦争」の概要を参照ください。
- 第4次戦争のページへのリンク