第394話 ODA異聞 / 2000年3月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:32 UTC 版)
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ODAコーディネーターとして日本政府と中米の小国バルボア共和国の調整を担っている日系人キジマは、反政府軍や米国企業とも関係を持ち、日本からの援助金が最終的には反政府軍の武器購入に充当されていることを見越していた。反政府軍と政府軍の紛争を尻目に、米国企業がレアメタルの採掘権を行使して莫大な利益を獲得し、自分は米国企業から見返りとして得る多額の謝礼を元手に高飛びするという算段を整えていたのである。この計画を察知したバルボアの大臣ブランコはゴルゴと接触を図る。
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