第3章「下級生登場+1(プラスワン)」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 12:20 UTC 版)
「クララ白書」の記事における「第3章「下級生登場+1(プラスワン)」」の解説
しーのの馬はは体育祭の騎馬戦では優勝候補に挙げられていたが、鈴木夢見を騎手とする馬に執拗に追いかけられ、夢見の馬に対する卑怯な攻撃でバランスを崩したしーのは落馬してしまった。あわててそれを防ごうとした夢見にジャージをつかまれたために、上半身が脱げてしまいあられもない姿を晒した上に、右足捻挫、左足の生爪をはがす、右手に裂き傷、顔に引っかき傷と満身創痍の状態。しかもその後に見舞いにやってきた夢見たちであるが、他の3人が謝るのに対して夢見はふくれっつら。挙句に「器用な落ち方をした」などと吹聴している始末。 しーのはあからさまな敵意に落ち込み、さらに学校指定の井沢病院までは遠く、バスはラッシュ状態で、両足を怪我をしている状態では2日に1度の通院は困難を極めていた。ある日、病院で出会った青年は本をはがした爪の上に落とした。寿家光太郎と名乗るその青年はお詫びにと車で送り、以後の送迎も任せろと言い出す。真意がつかめないまま取りあえず厚意に甘えることにしたしーのだが、最後の日になるまで送り迎え以外の何事もおきない。しかしふとしたことから真実が発覚した。実は光太郎は夢見の従兄弟であり、素直になれなかった夢見がしーののために送迎を頼んだのであった。
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