第2回滑空飛行実験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 09:54 UTC 版)
第2回滑空飛行実験は、1987年10月19日から10月27日にかけて、能代実験場沖の海上において行われた。実験には3機の実験機が用いられ、低速における有翼飛翔体の飛行特性の取得、姿勢制御機能の確認、地上系とのリンクによる誘導が主な実験目的であった。姿勢制御機能の確認、地上からの誘導による長秒時の定常直線飛行および旋回能力確認のための旋回飛行の順で実験は進められ、3機すべての機体で良好な飛行結果が得られた。また、海水スイッチを利用したフロートによる洋上回収が行われた他、2回目の実験で光学観測に成功するなど、当初予定していた以上の成果も得られた。
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