竹束とは? わかりやすく解説

たけ‐たば【竹束】

読み方:たけたば

竹を切りそろえて束ねたもの。

近世戦場用いた盾の一。丸竹を束にし、これを並べて矢や銃弾防いだ


竹束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/05 20:24 UTC 版)

竹束(たけたば)は、日本の一種。竹把とも書く。を束ねて縄で縛ったもの。したがって、形状は円柱形になる。戦国時代から江戸時代にわたり使用された。


  1. ^ この車輪付き盾を「掻盾牛(かいだてうし)」といい、三角屋根の傾斜木板の前面を竹束で覆い、盾には狭間も備えられた。参考・『歴史人 5 2013 №32』 p.97。この「掻盾牛」の他にも、『軍法極秘伝書』内に描かれる「車竹束(くるま - )」が車輪付き竹束である。
  2. ^ 参考・『歴史人 5 2013 №32』 p.100。こうした竹束を楯として用いた軍船を「竹束船( - ふね)」という(『広辞苑 第六版』 岩波書店)。
  3. ^ 上泉信綱伝の『訓閲集』(大江家兵法書を戦国風に改めた兵書)「戦法」船戦の項にも、軍船に竹垣(竹束)をつけて防弾する工夫の記述が見られる他、竹束の絵図と盾の工夫の諸々の説明が見られる。
  4. ^ 参考・『広辞苑 第六版』 岩波書店より一部参考。
  5. ^ 市村高男 『戦争の日本史10 東国の戦国合戦』 吉川弘文館 2009年 目次以前に写真付属
  6. ^ 『歴史人 5 2013』 p.99


「竹束」の続きの解説一覧

竹束

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 14:12 UTC 版)

落第忍者乱太郎」の記事における「竹束」の解説

竹を編んで束にした垣盾。バリケード塹壕設置の債に防具にする史寄り道具一種として使用される

※この「竹束」の解説は、「落第忍者乱太郎」の解説の一部です。
「竹束」を含む「落第忍者乱太郎」の記事については、「落第忍者乱太郎」の概要を参照ください。

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