竜骨突起とは? わかりやすく解説

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りゅうこつ‐とっき【竜骨突起】

読み方:りゅうこつとっき

鳥類胸骨下面中央に、船の竜骨のように突き出ている突起。翼を動かす胸筋付着する。胸峰。


竜骨突起

英訳・(英)同義/類義語:keel

鳥類が飛ぶために必要な翼筋を付着させるため、胸骨拡大した部分

竜骨突起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 23:28 UTC 版)

竜骨突起(りゅうこつとっき)または胸骨稜(きょうこつりょう)とは、翼を持つ鳥類に見られる骨部分。棒状の骨ではなく、鳥の胸骨の中央で縦に走る突起である。飛翔に用いられる浅胸筋(大胸筋)や深胸筋などの数多くの筋肉が付着し、飛翔能力を支えている[1][2]


  1. ^ a b 竜骨突起(りゅうこつとっき)”. 小鳥のセンター病院. 2022年2月26日閲覧。
  2. ^ 間島信男「フライドチキンの骨学(<特集>古生物学入門)」『地学教育と科学運動』第19巻、1991年、 39-42頁、 doi:10.15080/chitoka.19.0_39
  3. ^ a b George C. Kent、Robert K. Carr『ケント 脊椎動物の比較解剖学』谷口和之、福田勝洋訳、緑書房、2015年、163頁。ISBN 978-4-89531-245-5
  4. ^ 名取通弘、岸本直子「コウモリの構造」『日本航空宇宙学会誌』第47巻第551号、1999年、 277-282頁、 doi:10.14822/kjsass.47.551_277
  5. ^ a b 青塚圭一「中生代の鳥類における骨格及び生態の進化」『日本鳥学会誌』第67巻第1号、2018年、 41-55頁、 doi:10.3838/jjo.67.41
  6. ^ 田中公教、小林快次ヘスペロルニス目:白亜紀の潜水鳥類の起源と進化」『日本鳥学会誌』第67巻第1号、2018年、 57-68頁、 doi:10.3838/jjo.67.57


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