空間格子

デジタル大辞泉

くうかん‐ごうし〔‐ガウシ〕【空間格子】

読み方：くうかんごうし

ある規則に従って配列され、それが周期的に繰り返されている三次元の点の配列のこと。結晶をつくる原子の配列については結晶格子ともいう。

透過電子顕微鏡基本用語集

空間格子

【英】：space lattice

単位格子(平行6面体)が空間的に周期的に配列したものをいう。は、その格子定数(a, b, c, α, β, γ)の違いによって7つの結晶系に分けられる。単位格子は、その内部に格子点を持つものが可能で、面心、体心、底心格子がある。これらの格子を区別するとは14種類になり、これらをブラヴェ格子という。単純格子以外は禁制反射を引き起こす。

関連する用語

• 単位胞
• 格子定数
• 禁制反射
• 消滅則

説明に「空間格子」が含まれている用語

• 禁制反射
• 空間格子
• 消滅則

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空間格子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/29 01:56 UTC 版)

「格子 (数学)」の記事における「空間格子」の解説

三次元空間の14種類の格子のタイプは ブラベー格子と呼ばれ、それらの空間群によって特徴付けられる。特定のタイプの平行移動対称性の三次元パターンは、より多くの対称性を持ちうるが、格子自身の持つ対称性より少なくはならない。