かいせつこうしとは? わかりやすく解説

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かいせつ‐こうし〔クワイセツカウシ〕【回折格子】

読み方:かいせつこうし

光の回折利用してスペクトルを得る装置ガラス板多数の細いすきまを平行に等間隔刻んだもの。グレーティング


回折格子

読み方:かいせつこうし
別名:グレーティング
【英】grating

回折格子とは、光の回折現象利用して特定の波長スペクトル)を得るための装置のことである。微細な溝が平行に刻まれている板状素子となっている。

回折とは、光が障害物の裏側に回り込んで直進する性質をも持つ光には本来到達不可能であるはずの領域に、光が到達する現象のことである。この現象を回折格子を用いて人工的に操作すると、紫外線可視光線抽出することができる。

回折格子に光を差すと、回折した光が干渉しあって特定の波長の光のみが残るようになる。回折格子は分析機器をはじめとした様々な用途応用されている。

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