秋田美人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/02 10:08 UTC 版)
秋田美人（あきたびじん）は、秋田県出身の美人を指す。京美人・博多美人とともに[1]、「日本三大美人」と並び賞される。雄物川上流の内陸部には、典型的に色白な美人集団がいるといい[2]、盆地側の大曲、角館を含む仙北郡一帯は特に美人の誉れが高いという[1]。明治以降の花柳界が言葉の発祥であるとの研究が有る[3]。
- ^ a b c 式正英「風土の条件と「美人国」」浮田典良・中村和郎・高橋信夫[監修]『日本地名大百科 ランドジャポニカ』小学館、1996年12月20日 初版発行、ISBN 4-09-523101-7、20頁。
- ^ 新野直吉『秋田美人の謎』白水社、一九八四年八月二〇日発行、ISBN 4-560-04001-X、77頁。
- ^ 新野直吉「北方日本古代文化と秋田美人」『日本音響学会誌』第43巻第2号、日本音響学会、1987年、133-139頁、doi:10.20697/jasj.43.2_133、ISSN 0369-4232、NAID 110003109546。
- ^ 野添憲治『秋田県の不思議事典』新人物往来社 p141、「」は引用
- ^ 新野直吉 (1984,p71)
- ^ 新野直吉 (1984,p54)
- ^ 新野直吉 (1984,p67,p84)
- ^ 新野直吉 (1984,p120)
- ^ それでいいのか秋田県(2015,P60）
- ^ 余郷嘉明, 北村唯一, 杉本智恵「JCウイルスからみた日本人の起源と多様性 (特集 日本列島の人類学的多様性)」『Science of humanity Bensei』第42号、勉誠出版、2003年4月、60-73頁、NAID 40005803342。
- ^ それでいいのか秋田県(2015,p61)
- ^ 菅江真澄[著]／内田武志・宮本常一[編訳]『菅江真澄遊覧記 4 <東洋文庫 99>』平凡社、1967年9月10日 初版第1刷発行、34頁。
- ^ イザベラ・バード著／金坂清則訳注『完訳 日本奥地紀行 2 新潟―山形―秋田―青森 <東洋文庫 823>』平凡社、2012年7月10日 初版第1刷発行、ISBN 978-4-5828-0823-0、128頁、注: 342頁。
- ^ ブルーノ・タウト著／篠田英雄訳『日本美の再発見 [増補改訳版] 岩波新書(赤版) 39』岩波書店、1962年2月20日 第19刷改訳版発行、94頁。
- ^ a b 朝日新聞社編「秋田美人のこと」『新・人国記 第8巻』朝日新聞社、昭和39年11月25日第1刷、21頁。
- ^ 大宅壮一「秋田美人は白砂糖」『大宅壮一全集 第十二巻』蒼洋社、昭和五十七年二月二十五日初版発行、173頁 (大宅壮一『日本新おんな系図』中央公論社、昭和34年12月15日発行に所収)。
- ^ 司馬遼太郎x湯川秀樹「日本人の原型を探る」『司馬遼太郎対談選集 1』文藝春秋、平成十四年十一月三十日 第一刷、ISBN 4-16-641410-0、95～96頁。『海』1969年9月号、中央公論社 所収。
- ^ 司馬遼太郎x山村雄一「生と死のこと」『司馬遼太郎対談選集 4』文藝春秋、平成十五年三月一日 第一刷、ISBN 4-16-641440-2、69頁。『人間について』平凡社、八三年七月 所収
- ^ 司馬遼太郎「美人の基準」『司馬遼太郎全集 第五十三巻 アメリカ素描 ロシアについて』文藝春秋、平成十年十二月十日第一刷、ISBN 4-16-510530-9、189頁。
- ^ 小沢昭一『諸国美人ばなし』PHP研究所、一九八六年七月四日 第一版第一刷発行、ISBN 4-569-21775-3、56頁。『出身県でわかる日本人診断』講談社、1973年、66頁。
- ^ 東海林 (1971)、117頁。
- ^ 大野源二郎『写真集 なつかしの大曲』国書刊行会、昭和63年8月10日 発行、138頁。
- ^ 石坂洋次郎『私の履歴書 文化人 5』日本経済新聞社、昭和五十八年十二月二日 一版一刷、ISBN 4-532-03075-7、81頁。
- ^ 小沢 (1986)、72頁。
- ^ 喜田貞吉『齊東史話』立命館出版部、昭和十年十月廿五日 再販發行、110頁。
- ^ 松本清張『松本清張全集56 東経139度線』文藝春秋、1984年1月25日第1刷、0393-508180-7384、134頁。初出は「火神被殺」『オール讀物』1970年9月号、文藝春秋、昭和四十八年八月発行。
- ^ 新野 (1984)、76頁。森浩一編『シンポジウム古代日本海文化』小学館、昭和58年4月より引用。
- ^ 白柳秀湖『日本民族と天然』千倉書房、昭和十三年十二月十八日發行、 一六五頁、doi:10.11501/1463511。
- ^ 東海林さだお「雪の肌、漆黒の髪」『ショージ君のにっぽん拝見』文藝春秋、昭和四十六年四月一日 第一刷、116頁。
- ^ 阿刀田高「美女のいる町」『三角のあたま』読売新聞社、第1刷 1990年 (平成2年) 1月8日、ISBN 4-643-89092-4、12頁。
- ^ 小沢昭一『諸国美人ばなし』PHP研究所、一九八六年七月四日 第一版第一刷発行、ISBN 4-569-21775-3、58頁。
- ^ 阿刀田 (1990)、15頁。
- ^ 酒井順子「現地調査レポート 「日本海側美人一県おき説」をめぐる考察」『私は美人』朝日新聞社、2005年11月30日 第1刷発行、ISBN 4-02-250070-0、193頁。
[続きの解説]
- 秋田美人のページへのリンク
