示量性とは? わかりやすく解説

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しりょう‐せい〔シリヤウ‐〕【示量性】

読み方:しりょうせい

物質や場で、系の状態を表す状態量が、系の大きさ比例する性質体積質量のように、系の大きさが2倍、3倍になると、それに応じて大きくなることを指す。また、このような状態量示量変数という。⇔示強性


示量性と示強性

(示量性 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 10:39 UTC 版)

示量性 (しりょうせい、extensive property) と示強性(しきょうせい、intensive property)は状態量の性質の一つである。


注釈

  1. ^ E-B対応A·m2 を単位とする。
  2. ^ E-H対応Wb·m を単位とする。

出典

  1. ^ 原島鮮「熱力学・統計力学 改訂版」培風館 (1978/09)
  2. ^ 都筑卓司「なっとくする熱力学」講談社 (1993/12)
  3. ^ 「物理学辞典-改訂版」培風館(1992/05)
  4. ^ 「物理学辞典-三訂版」培風館(2005/09)
  5. ^ 長倉三郎、他(編)「岩波理化学辞典-第5版」岩波書店 (1998/02)
  6. ^ 藤原邦男;兵頭俊夫「熱学入門―マクロからミクロへ」東京大学出版会(1995/06)
  7. ^ 佐々真一 著、兵頭俊夫 編『熱力学入門』共立出版、2000年、26頁。ISBN 4-320-03347-7 
  8. ^ a b c 清水明『熱力学の基礎I』(2版)東京大学出版会、2021年、19,27-28頁。ISBN 978-4-13-062622-4 
  9. ^ a b c 小山敏幸、https://www.material.nagoya-u.ac.jp/PFM/docs/Lecture_H20/H20_Chapter_2.pdf, p.4, 2023年2月9日閲覧。
  10. ^ 田崎晴明『熱力学 現代的な視点から』培風館、2000年、222頁。ISBN 4-563-02432-5 
  11. ^ 齋藤幸夫、熱力学(2013年度)、http://www.phys.keio.ac.jp/faculty/saito/saito-html/13thdyn.pdf, p.51


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