硬貨の肖像画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:46 UTC 版)
カナダの硬貨には過去から継続してカナダの国家元首であるイギリス国王の肖像画が使われている。特に2003年まではイギリスの硬貨と同じ肖像画(すなわちイギリス人画家による)が使用されていたが、カナダでは2004年よりカナダ人画家の作品が初めて採用された。下記はその変遷。 1837年-1901年 ヴィクトリア女王 若い頃の女王と成長した女王の二種類の肖像がある 1902年-1910年 エドワード7世 1911年-1936年 ジョージ5世 1937年-1952年 ジョージ6世 1953年-1964年 エリザベス2世 リースをかぶった女王。メアリー・ギリック(Mary Gillick)作。 1965年-1989年 エリザベス2世 ティアラ(Girls of Great Britain and Ireland Tiara [:en])をかぶった女王。アーノルド・マチン(Arnold Machin)作。このティアラは結婚祝いに祖母であるメアリー王妃(ジョージ5世の妃)に貰ったもの。 1990年-2003年 エリザベス2世 ジョージ4世の王冠(George IV State Diadem [:en])をかぶった女王。ラファエル・マクルーフ(Raphael Maklouf)作。この王冠はイギリス議会開会の際に使われるもの。 2004年-現在 エリザベス2世 王冠をかぶっていない女王。初めてカナダ人による、カナダ・オリジナルの肖像画が採用された。スザンナ・ブラント(Susanna Blunt)作。
※この「硬貨の肖像画」の解説は、「カナダドル」の解説の一部です。
「硬貨の肖像画」を含む「カナダドル」の記事については、「カナダドル」の概要を参照ください。
- 硬貨の肖像画のページへのリンク