益山新樹とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 益山新樹の意味・解説 

益山新樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/26 14:35 UTC 版)

益山 新樹(ますやま あらき、1957年8月3日 - )は、日本の化学者大阪工業大学第13代学長。工学博士(大阪大学)。近畿化学協会2020役員理事[1]

専門は、有機工業化学有機合成化学

略歴

1957年大阪府生まれ。1976年大阪教育大学教育学部附属高等学校天王寺校舎卒業。1980年大阪大学工学部応用化学科卒業。1982年同大学院工学研究科応用化学専攻博士前期課程修了。1989年工学博士(大阪大学)[2]。1995年大阪大学助教授を経て、1998年大阪大学大学院助教授。その間、ヘリオット・ワット大学化学科に留学、客員研究員(文部省在外研究員)も務めた。2006年大阪工業大学工学部応用化学科教授に就任。教務部長、工学部長、常翔歴史館館長などを経て、2019年大阪工業大学第13代学長に就任[3][4]

主な所属学会は、日本化学会アメリカ化学会(ACS)、有機合成化学協会近畿化学協会、日本油化学会、アメリカ油化学会(AOCS)。

2012年10月10日に「サウジウィーク in 大阪」の一環として行われた共催シンポジウム「環境再生可能エネルギーにおける日本とサウジアラビアの協力に向けて」で議長を務め、両国の学術交流に貢献している[5]

主な著書

  • 現代有機工業化学(共著、化学同人2020、学術書)
  • 界面活性剤両親媒性高分子の最新機能(共著、シーエムシー出版2005、学術書)[6]
  • 油脂・脂質・界面活性剤データブック:日本油化学会編(分担執筆、丸善出版2012、学術書)
  • 第四版 油化学便覧:日本油化学会編(分担執筆、丸善出版2001、学術書)

主な受賞

  • 大阪大学共通教育賞
  • 第29回日本油化学会賞進歩賞
  • 米国石鹸洗剤工業会 The Soap and Detergent Association Award
  • 第33回油脂工業会館 油脂技術優秀論文賞(第1席)

主な研究

応用化学の対外啓蒙活動では、社会人向けに近畿化学協会主催第35-39期研修塾塾頭として、企業幹部候補生の能力・知識向上のサポートを行っている[8]

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  益山新樹のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「益山新樹」の関連用語

益山新樹のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



益山新樹のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの益山新樹 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS