皿ばね
円板を皿形にして底を打ち抜いた形のばね。円板の中心から多くの放射状の切り込みをつけたものもある。切り込みの代わりに波ひだをつけたものをクラウンスプリングという。クラッチなどで狭い隙間で大きな力を発揮する必要があるときに使用される。
皿ばね
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/30 22:50 UTC 版)
皿ばね (さらばね) は、中心に穴の開いた円盤状の板を円錐状にし、底のないお皿のような形状にしたばねである[1]。英語では、disc spring、coned disc spring、Belleville spring などと呼ぶ[1]。英語名の"Belleville"は、1865年に皿ばねの原理を発明したジュリアン・フランソワ・ベルビル (Julian Francois Belleville) に由来する[2]。
- ^ a b 日本工業標準調査会 編 『JIS B 0103 ばね用語』2012年、8頁。
- ^ a b Oberg et al. 2012, p. 350.
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- ^ a b ばね技術研究会(編) 1998, p. 30.
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- ^ SCHNORR 2003, p. 5.
- ^ J. O. Almen; A. Laszlo (1936). “The Uniform-Section Disk Spring” (pdf). Transactions of the A.S.M.E. (ASME) 58: 305-314 .
- ^ SCHNORR 2003, p. 16.
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- ^ ばね技術研究会(編) 2001, pp. 88–89.
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- ^ ばね技術研究会(編) 2001, p. 88.
- ^ ばね技術研究会(編) 2001, p. 86.
- ^ SCHNORR 2003, p. 79.
- ^ 日本ばね学会(編) 2008, p. 276.
- ^ ばね技術研究会(編) 2001, pp. 86–87.
- ^ 日本ばね学会(編) 2008, pp. 276–277.
- ^ JIS B 2706(日本産業標準調査会、経済産業省)
皿ばね
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 21:16 UTC 版)
底のない皿のような形状にしたばね。皿ばねの円錐上側部分と下側部分に荷重を加え、高さを低くする方向にたわませることでばね作用が得られる。非線形特性のばねであり、形状の寸法比を変えることで様々なばね特性が得られる。皿ばね同士を組み合せることにより、さらに様々なばね特性が得られ、全体としてのばね高さも変えることができる。
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