生理的な眼振
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/29 09:10 UTC 版)
いわゆる「目が泳いでいる」状態で、極度の緊張状態のときに発生する。緊張状態が解けることにより眼振も収まる。 視運動性眼振 例えば電車に乗っている際に窓の外を見ている状態において生じる。この場合は鉄道眼振といい、電車の進行と同方向の急速相と反対方向の緩徐相をもつ。同じように視運動性刺激により現れる眼振を視運動性眼振といい、水平視運動性眼振では橋部脳幹が、垂直視運動性眼振では中脳が、その発現に関係している。したがって、脳幹や小脳の機能が低下している際にはこの反応が鈍くなる。
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