玉丘古墳群
玉丘古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/05 04:30 UTC 版)
古墳時代中期の前方後円墳で全長約109m、幅約54m(前方部)、約64m(後円部径)で墳丘が3段築成からなり、兵庫県下6番目の規模をほこる。墳丘には幅約20mの周濠が巡らされ、出土遺物から外堤には円筒埴輪が多数並べられていたと推測されている。出土された埴輪には家形、鶏形のものも含め円筒埴輪が多い。この古墳は根日女と二人の皇子との出会いから始まる根日女悲恋の物語の舞台であることが知られ、『播磨国風土記』賀毛郡の条に記されている。「根日女」の名は、現在も加西市において観光PR用に数多く用いられている。
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