狭岩峡とは? わかりやすく解説

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狭岩峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 01:57 UTC 版)

狭岩峡(せばいわきょう)は、長野県佐久市田口に位置する、南牧川上流の馬坂川がつくる渓谷で、妙義荒船佐久高原国定公園に含まれる景勝地である[1][2][3]


注釈

  1. ^ は、単純にメートル法に直せばおよそ7.6メートル
  2. ^ 秩父帯は、かつては秩父古生層と呼ばれていた。石灰岩に含まれるフズリナサンゴなどの化石から、秩父帯の形成年代は石炭紀後期からペルム紀前期と推定されたためである。しかし、秩父帯のチャートに含まれるコノドント放散虫の化石の研究が進むと、秩父帯がジュラ紀に形成された地質を含むことが明らかとなり、古生代中生代の岩石が混在する混在岩で構成されると考えられるに至っている[9] [13]

出典

  1. ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 20 長野県』角川書店、1990年7月18日。ISBN 4-04-001200-3 
  2. ^ a b 田口峠狭岩峡”. GoNAGANO 長野県公式観光サイト. 一般社団法人 長野県観光機構 (2020年8月31日). 2022年5月27日閲覧。
  3. ^ 臼田町誌編纂委員会 編『臼田町誌 第二巻 民俗編』臼田町誌刊行会、2008年10月20日、255-256頁。 
  4. ^ a b 臼田町誌自然編 2004, p. 125.
  5. ^ a b c d 『信州の渓谷・滝百選』 10巻、企画・監修: 長野県、社団法人 長野県観光連盟〈長野県観光みどころシリーズ〉、1995年8月10日、10頁。ISBN 4-474-10190-1 
  6. ^ 佐久市教育委員会 編『史跡 龍岡城跡 保存管理計画書』佐久市教育委員会、2013年3月、9頁。 
  7. ^ 原, 智子『意外と知らない“信州“の歴史を読み解く! 長野「地理・地名・地図」の謎』実業之日本社〈じっぴコンパクト新書 219〉、2014年11月19日、31頁。ISBN 978-4-408-45535-8 
  8. ^ (PDF)『長野県の河川』長野県建設部河川課、2021年10月15日、1-2頁https://www.pref.nagano.lg.jp/kasen/infra/kasen/keikaku/documents/r3naganokennokasen1.pdf 
  9. ^ a b c d e f (PDF)『土地分類基本調査 図幅名 十石峠・金峰山』群馬県、2001年3月https://nlftp.mlit.go.jp/kokjo/tochimizu/F3/data/pdf/1012t.pdf 
  10. ^ 出かけてみよう 佐久の冬を楽しむ絶景スポット」『Saku LIFE(広報佐久)平成28年2月号』佐久市、2016年2月1日、4頁http://www.saku-library.com/book/content_html5.php?id=249 
  11. ^ 長野縣町村誌 1936, p. 2553.
  12. ^ a b c 河内晋平「蓼科山地域の地質」『地域地質研究報告』、工業技術院地質調査所、1974年11月18日。 
  13. ^ 菅原久誠「南牧村南西部地質岩石調査(1年目)」『良好な自然環境を有する地域 学術調査報告書』第44巻、19-24頁、2018年11月http://www.gmnh.pref.gunma.jp/research/gunma-rese/report_environment/reportenv_no44 
  14. ^ a b c 臼田町誌自然編 2004, pp. 19–27.
  15. ^ 田中幸弘; 藤田至則「群馬県南西部に発達する前期中新世と後期中新世の陥没盆地群」『地質学論集』第16巻、23-32頁、1979年3月https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10809318 
  16. ^ 臼田町誌自然編 2004, p. 221.
  17. ^ 臼田町誌自然編 2004, p. 229.
  18. ^ 臼田町誌自然編 2004, pp. 241–243.
  19. ^ 臼田町誌自然編 2004, p. 154.
  20. ^ a b 臼田町誌編纂委員会 編『臼田町誌 第四巻 近世編』臼田町誌刊行会、2008年3月20日、264-271頁。 
  21. ^ 田口村之図”. 信州デジタルコモンズ. 2022年5月27日閲覧。
  22. ^ 長野縣町村誌 1936, p. 2551.
  23. ^ 臼田町誌近現代編 2009, p. 279.
  24. ^ 臼田町誌近現代編 2009, p. 466.
  25. ^ 臼田町誌近現代編 2009, p. 570.
  26. ^ 臼田町誌近現代編 2009, p. 576.
  27. ^ 今月のトピックス」『広報佐久 平成25年5月号』佐久市、2013年5月、23頁http://www.saku-library.com/book/content_html5.php?id=141 
  28. ^ 狭岩峡」『事典・日本の観光資源』日外アソシエーツhttps://kotobank.jp/word/%E7%8B%AD%E5%B2%A9%E5%B3%A1-1984618#E4.BA.8B.E5.85.B8.E3.83.BB.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E8.A6.B3.E5.85.89.E8.B3.87.E6.BA.90 


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