狭山丘陵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 07:15 UTC 版)
狭山丘陵(さやま きゅうりょう)は、日本の関東平野西方、埼玉県と東京都の都県境に東西11km、南北4km、総面積約3,500ha[注 1]の規模で広がる丘陵である。最高地点の標高は194m[1]。周囲は武蔵野台地となっている。
注釈
- ^ 東京ドーム約750個分、西武ドーム約1000個分[1]。
- ^ よって「埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター」の定義によれば、狭山丘陵内の樹林地分布地域を基準としてその中心位置から半径1kmを超えてしまう狭山市などは、周辺地域として分類される[4]。
- ^ 同じ成因とされる東側の東京層から示準化石であるナウマンゾウの化石が見つかっている。
- ^ この場合は地殻変動ではなく、海面低下による相対的な隆起を指す。最終氷期では海面が 80m - 140m も下がっていた。
- ^ 同じくタマノカンアオイが生息する。
- ^ 八国山周辺の都県境より埼玉県側は西武グループによって宅地開発されているため、映画のような雰囲気が現存するのは東京都側のみとなっている。
出典
- ^ a b c “1)歴史 Q1【狭山丘陵とは?】”. さいたま緑の森博物館. 【みどり森 Q&A】 (2016年3月21日). 2018年8月8日閲覧。
- ^ “首都圏に浮かぶ緑の島〜狭山丘陵緑ふれあいマップ〜”. 東京都建設局. 2021年2月7日閲覧。
- ^ a b 服部展和 (2017年6月22日). “連携し狭山丘陵PR 武蔵村山など実行委設立 共同でイベント開催へ”. 東京新聞(TOKYO Web). オリジナルの2018年1月4日時点におけるアーカイブ。 2018年1月3日閲覧。
- ^ a b 狭山丘陵北部とその周辺地域におけるキツネの最近の記録(PDF) - トトロのふるさと基金公式ホームページ
- ^ 狭山丘陵とは?トトロの森の紹介(2018年4月28日閲覧)。
- ^ “狭山丘陵全体”. 生物多様性保全上重要な里地里山. 環境省. 2018年1月3日閲覧。
- ^ 所沢市立所沢図書館 (2015年1月15日). “狭山丘陵について、どのようにできたのか知りたい。”. リファレンス共同データベース. 2016年3月7日閲覧。
- ^ 貝塚 2011, p. 72.
- ^ 貝塚 2011, p. 47,79.
- ^ 貝塚 2011, p. 61.
- ^ 東京大学地震研究所 『立川断層帯の重点的な調査観測』平成24年度 立川断層帯トレンチ調査 (PDF)
- ^ a b “いきふれについて”. 埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター. 2018年8月9日閲覧。
- ^ “狭山丘陵における緑地の保全制度”. 所沢市. みどりの保全 (2016年6月23日). 2018年8月9日閲覧。
- ^ “さいたま緑の森博物館について”. さいたま緑の森博物館. 2018年8月9日閲覧。
- ^ 「狭山丘陵」をブランドに/3市1社で連携事業スタート『産経新聞』朝刊2017年6月17日(東京面)
- ^ “首都圏に浮かぶ「緑の島」の保全・活用”. 都市再生本部. 全国都市再生の推進. 内閣官房. 2018年8月9日閲覧。
- ^ 【ぐるっと首都圏 旅する みつける】狭山丘陵トトロの森/春の里山 自然を味わう『毎日新聞』朝刊2018年4月22日(首都圏面)2018年4月28日閲覧。
- ^ “「淵の森緑地」を開発から守ろう 宮崎駿さんら募金呼びかけ”. 読売新聞 (2007年6月12日). 2007年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月21日閲覧。
- ^ 淵の森保全連絡協議会
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