特異なケースの国々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 19:53 UTC 版)
准将~大将までの階級の内、一 - 二階級がない国も存在する。 フランス軍(1921年3月17日以前):少将、中将の二階級しか無く、軍団長以上の高級指揮官たる中将はホライズン・ブルーのケピ帽の場合は星章の下あるいは上に、袖の場合は星章の下に横棒一本を付けて大将位とするという措置をとっていた。 ニュージーランド:大将位がなく、中将のすぐ上が元帥。 コロンビア:2011年に中将が廃止され、少将と准将の階級符号のランクが繰り上がっている。 ハイチ:少将位がなく、准将のすぐ上が中将。 ニカラグア:中将位がなく、少将のすぐ上が大将。 ルクセンブルク:少将、中将がなく、准将のすぐ上が大将。ただし、大将位は大公の戦時における称号。 イスラエル:大将がなく、中将が最高階級。また中将の階級を与えられるのは、陸海空軍を合わせて参謀総長ただ一人のみ。 また、小国では必然的に軍の規模は小さくなるため、最高位が准将、少将、あるいは中将という国も珍しくない。
※この「特異なケースの国々」の解説は、「将官」の解説の一部です。
「特異なケースの国々」を含む「将官」の記事については、「将官」の概要を参照ください。
- 特異なケースの国々のページへのリンク