父由来説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 23:27 UTC 版)
父さん・爺さんを意味する「ちゃん」(「子連れ狼」などで有名)に「こ」が付けられたものであるとする説。かつて若い力士が、炊事番のおじさんを親しみを込めて「チャン」と呼んでいたのが、いつからか「チャンコ」になっていたというもの。 常陸山は料理番をしていた古参力士を親しみを含め「父公(ちゃんこう)」と呼んでいたことが伝えられている。相撲甚句の歌詞にも「昔、料理の番長は/ロートル力士の受け持ちで/禿げた頭の鉢巻が/鳥や魚を調理する/若い力士がそれを見て/田舎の父ちゃん偲びつつ/父ちゃん詰めてちゃんと呼ぶ/力士の作る手料理が/何時の間にやらちゃんことなる」とある[要ページ番号]。 父ちゃん、おっちゃんなどの「ちゃん」に、東北方言の語末に付く「こ」が付けられたものであるとする説。 親方を父になぞらえ「チャン」、弟子を「コ」として親方と弟子で食事をする事である説。
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