無線七宝とは? わかりやすく解説

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むせん‐しっぽう【無線七宝】

読み方:むせんしっぽう

七宝焼き技法の一。金属線による輪郭がなく、釉(うわぐすり)だけで文様を表すもの。→有線七宝


無線七宝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 06:29 UTC 版)

七宝 (技法)」の記事における「無線七宝」の解説

七宝釉の間に金属線仕切りつけない技法。無線七宝という言葉には大きく分けて2つの意味合いがある。本格的な無線七宝は濤川惣助考案したのである。無線七宝と言えば、よくこの「濤川惣助の作における無線七宝」を意味し、釉より低い高さの植線を行う『忍び針』、あるいは、焼く前に植線を抜き取る抜き針』といった特殊な植線技法有線七宝一種呼んで差し支えない)なども駆使して、植線を見せない画を作り上げる技法総称である。一方で西洋シャンルヴェペイントエナメルのように、単に植線の無い七宝という意味では日本でも江戸時代にも見られ近年フリット法(フリット釉を並べて焼き付けたもの)なども無線七宝の一種といえる

※この「無線七宝」の解説は、「七宝 (技法)」の解説の一部です。
「無線七宝」を含む「七宝 (技法)」の記事については、「七宝 (技法)」の概要を参照ください。

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