災害対応機能強化型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 05:58 UTC 版)
「はやなみ型巡視艇」の記事における「災害対応機能強化型」の解説
平成7年度第1次補正計画で予算化された6隻は阪神・淡路大震災の教訓を取り入れて、下記のように装備を強化しており、「災害対応機能強化型」と称される。 捜索能力強化 赤外線捜索監視装置や水中捜索装置(ソナー)が搭載された。 物資輸送力強化 耐荷重0.7トンの多目的クレーンが搭載された。なおウインチは、複合艇用のものと兼用されている。 消防能力強化 船首甲板に、毎分2,600リットルの放水能力を備えた放水銃を2基装備した。 また消防ポンプを駆動するため、主機にはスリップ運転装置が装備されており、従来よりも低速での航行も可能となった。
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