滝山営業所の現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:34 UTC 版)
「西武バス滝山営業所」の記事における「滝山営業所の現在」の解説
こうして滝山営業所は、従来の滝山団地周辺のみを担当する営業所から、分車庫を有して多摩東部地域を広く管轄する営業所へと姿を変えていった。 路線の改変が落ち着いた後、所属車両の前面にある「後乗り」表示をペイント式で出場させたり、行先表示を利用客に認識しやすいよう工夫する独自の設定をしている。「後乗り」ペイント出場に関しては、近年の新車出場時から表示の省略化も見受けられる。2010年には、前後の行先表示における系統番号の表示方法を四角囲みから縦の区切り線(一部路線は系統番号部分を反転させる)とし、数字部分を従来より大きく表示するように改めた。経由地も行先の上から行先と系統番号の間に変更した。これらの表示方法は他の営業所にも多少変更しつつ波及している。 当営業所内には西武バス社員専用の教習所が設けられ、路線車を転用した教習車も在籍していたが、教習所はその後、旧・所沢営業所の廃止によってできた空き地へ移転している。 2002年の西東京市発足時に新設されたコミュニティバス「はなバス」の運行も受託している。旧保谷市のコミュニティバス「キャンバス」を引き継いで再編したものだが、キャンバス時代に担当していた上石神井営業所から移管され、キャンバス専用車両も滝山営業所に転属した。 2007年6月23日、滝山営業所・西原車庫でPASMOが導入され、同時にSuicaも利用可能となった。はなバス専用車両には当初、交通系ICカードシステムは未搭載であったが、2013年8月より運賃値上げとともに導入された。 2013年4月18日には、イオンモール東久留米の開店に合わせてシャトルバスを運行開始した。
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