法名の選定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 14:25 UTC 版)
法名は、仏弟子となったことをあらわす「釋」の字を冠して、正依の聖教の中から2字が選ばれる(本願寺手帳の「院号及び法名の授与に関する注意」というページがあり、法名は二字。歴代宗主・裏方の院号・法名と同一のもの、「如」の字を用いた物は許可にならないとされ、歴代宗主、お裏方の院号法名が一覧になって出ている。これは帰敬式以外で院号法名を内願するときの指針と思われる。また昭和60年版からはこの表は削除されている。) 宗派により異なるが、所属する手次寺の住職選定による法名であれば、法名に俗名から一文字用いることが可能である。また、事前に手次寺の住職からの内願の手続を受けていれば、本山授与の法名にも同様の扱いがされる宗派もある。 例…松下幸之助…「光雲院釋眞幸」・池波正太郎…華文院釋正業 本山選定による法名は、正依の聖教の中から2字とも選ばれる。
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