水戸市立女子専門学校
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「水戸市立女子専門学校 (旧制)」の記事における「水戸市立女子専門学校」の解説
水戸市立高等女学校の県立移管(1948年3月31日)を前に、専攻科を分離・昇格させることにより、旧制女子専門学校を設立した。旧制女専としては 1952年までの存続とし、その間にジュニア・カレッジ(のちの短期大学に相当)程度にレベルアップを図る予定であった。 1947年4月25日: 水戸市立女子専門学校設立認可。本科(修業年限3年)に国文科、英文科、被服科を設置。募集定員 各科 50名(計150名)。 別科(修業年限1年)は募集定員 100名。 1947年5月31日: 水戸市立高等女学校専攻科を女専に編入。 1949年: 最後の生徒募集。 女専への入学者は募集定員に対して極端に少なく、水戸市の負担が過大であった。 新制短期大学が制度化されたため、1950年度に短大昇格申請(水戸市立女子短期大学)を行ったが、市の財政状況が許さず、申請は断念することになった。新制茨城大学への合流・茨城県への移管も結局できず、女専は廃校の日を迎えた。 1950年9月: 水戸市立女子専門学校学術研究会、『桜丘論叢』を創刊。 1952年3月31日: 水戸市立女子専門学校廃止。
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