毒性と規制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/13 13:20 UTC 版)
詳細は「カドミウム中毒」を参照 発癌性があり、吸入するとカドミウム中毒を起こすことがある。ラットを用いた経口投与試験では、半数致死量は88-302mg/kg。塩化カドミウムはPRTR法の特定第1種指定化学物質や労働基準法の疾病化学物質などに指定されており、毒物及び劇物取締法では劇物に分類されている。欧州連合によるREACH規則においては、2014年に高懸念物質の認可対象候補物質リストに追加されている。このリストに追加されると、対象物質を0.1%以上含有する成型品を提供する者はユーザーに対して安全データシートなどの情報提供を行わなければならなくなり、年間1トン以上欧州へ輸出する際に欧州化学品庁への届出を行う義務などが発生する。
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