安全データシート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 16:21 UTC 版)
安全データシート(あんぜんデータシート、英: Safety Data Sheet、略称 SDS)とは、危険性または有害性のおそれがある化学物質を含む製品を他の事業者に譲渡または、提供する際に、対象化学物質等の性状や取り扱いに関する情報を提供するための文書。
- ^ 販売に限らず、無償譲渡、所有権を移転しない提供、寄託等も含まれる
- ^ -GHS対応-化管法・安衛法・毒劇法におけるラベル表示・SDS提供制度
- ^ 日本規格協会 ラベル表示・SDS
- ^ 経済産業省 SDS制度
- ^ 濃度が規定されていないものは0.1%以上。
- ^ 表示・通知対象物質
- ^ 厚生労働省・環境省 (2014年10月22日). “政府によるGHS分類結果(Excel、HTML)” (日本語). 独立行政法人製品評価技術基盤機構. 2015年1月20日閲覧。
- ^ 米国労働安全衛生標準
- ^ アーティクルマネジメント推進協議会 (2013年). “MSDSplus” (日本語). アーティクルマネジメント推進協議会. 2015年1月20日閲覧。
- 1 安全データシートとは
- 2 安全データシートの概要
- 3 米国のSDS
安全データシート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 23:53 UTC 版)
EUでは化学物質の安全データシート(Safety Data Sheet, SDS)をREACH規則第31条、および、附則IIで規定している。第31条から第36条は商流における安全情報の伝達についての義務を記載している。欧州では一定以上の要件を満たす化学物質についてはSDSにその安全な使用取扱用途の条件を記載した曝露シナリオの添付が求められる。 日本では労働安全衛生法(安衛法)、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)などによって義務付けられている。ただ、一般の事業者にとって、その対象物質を見分けることは困難であるとの指摘もある。
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