残存路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 04:30 UTC 版)
「リーハイ・バレー鉄道」の記事における「残存路線」の解説
倒産したリーハイ・バレー鉄道の資産の主要な部分は、1976年にコンレールに継承された。これは主に本線と関連する支線、バン・エッテン分岐点からオーク・アイランドまで、バン・エッテン分岐点からイサカまで、ケイユーガ湖(英語版)線への接続、そしてニューヨーク州レイクリッジにおけるミリケン発電所への路線、ジュニーバ(英語版)、バタビア、オーバーン、コートランドにおける短い区間などで構成されていた。これに加えて、ジュニーバからビクター(英語版)までの区間(のちにショーツビル(英語版)からビクターまでに短縮)と、バン・エッテン分岐点からの短い区間がコンレールの運行の下リーハイ・バレー・エステートに残された。ショーツビルからビクターまでの区間は1979年にオンタリオ・セントラル鉄道となった。ほとんどの鉄道車両はコンレールに継承されたが、24両の機関車は代わりにデラウェア・アンド・ハドソン鉄道へ継承された。残りの資産は管財人によって、ペン・セントラル鉄道に1980年代に吸収されるまでに処分された。 ニュージャージー州を横断する本線とオーク・アイランド操車場への路線は、ノーフォーク・サザン鉄道・CSXトランスポーテーションおよびコンレール・シェアード・アセッツ・オペレーションズにとって重要な区間となっている。この区間はアムトラックに継承された旧ペンシルバニア鉄道/ペン・セントラル鉄道の電化された北東回廊を迂回する経路として重要である。リーハイ・バレー鉄道のその他の残存区間はほとんどが支線として存続し、あるいはショートラインや地域の事業者に売却された。こうした事業者としては以下のような会社がある。 フィンガー・レイクス鉄道(英語版) ジェネシー・バレー・トランスポーテーション(英語版) リボニア・エイボン・アンド・レイクビル鉄道(英語版) ニューヨーク・サスケハナ・アンド・ウェスタン鉄道(英語版) レディング・ブルー・マウンテン・アンド・ノーザン鉄道(英語版)
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