うたがわ‐とよひろ〔うたがは‐〕【歌川豊広】
歌川豊広
歌川豊広
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 01:37 UTC 版)
歌川 豊広(うたがわ とよひろ、安永3年〈1774年〉[1] - 文政12年12月21日〈1830年1月15日〉)とは、江戸時代中期の浮世絵師。
- ^ 『名人忌辰録』に記載された享年56から逆算。豊広には『浮世絵師歌川列伝』にある享年65説(明和2年〈1765年〉生)もある。
- ^ 『浮世絵類考』における式亭三馬の補記では「勝次郎」、『増補浮世絵類考』での斎藤月岑の記述では「藤次郎」となっており、以後諸書の記述では「藤次郎」が踏襲されていく。しかし、江戸期の雅俗の文人墨客の手紙を集めた、「尺璧帖」(東京国立博物館蔵)内にある豊広自筆と思われる書状では、「藤三郎」と署名しており、こちらが正しいと推測される。「藤次郎」あるいは「勝次郎」の表記は伝写の過程で、藤三郎→藤二郎→藤次郎→勝次郎、というふうに誤写されていったからであろう(大久保〈1995〉pp21-23)。
- ^ 『浮世絵師伝』
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