機動警察パトレイバー 2 the Movieとは? わかりやすく解説

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機動警察パトレイバー 2 the Movie

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 03:50 UTC 版)

機動警察パトレイバー2 the Movie』(きどうけいさつパトレイバー ツー ザ ムービー)は、1993年に公開された日本アニメーション映画作品。


注釈

  1. ^ 国防族議員、自衛隊幕僚OB、アメリカの軍需産業、米軍内の一部勢力などで構成される。
  2. ^ 劇中では「治安出動」という用語は出ておらず、ただ単に「出動」とされている。
  3. ^ 劇中の臨時ニュースでは、出動部隊として東部方面隊第1師団より第1第31第32の3個普通科連隊・第1特科連隊(現第1特科隊)・第1戦車大隊(現第1偵察戦闘大隊)、富士教導団より特科教導隊・戦車教導隊(現機甲教導連隊)・普通科教導隊(現普通科教導連隊)、東部方面航空隊より第1航空隊(現第1師団麾下)の名が挙げられている。
  4. ^ 荒川曰く「虫も死なん程度」。
  5. ^ ただし、これは押井の認めるところであったか[要出典]、演出ミスであったどうかは不明。
  6. ^ テレフォンサービスは横手美智子らの脚本によるものである[要出典]。その一方、『機動警察パトレイバーCD BOX』に収録された、伊藤和典脚本によるドラマCD『第2小隊日誌』では、世界の繋がりに関して異なった解釈がなされている。 「劇場版2作目の前日譚」として発表された本作品では、テレビシリーズの内容には触れず、初期OVA6話までの内容を振り返りつつ、篠原重工にテストパイロットとして出向する野明と遊馬の様子や、テスト機として送り出される98式が描かれるなど、劇場版2作目が、テレビシリーズではなくOVA第1期と繋がっていることが明示されている。 また、押井守による劇場版2作目のノベライズである『TOKYO WAR』では、太田が香貫花あての遺書のみを残し、熊耳についての描写は存在しない。ただし、『TOKYO WAR』は押井個人の解釈に基づいた作品であることに注意。
  7. ^ 後に押井自ら手がけた小説版『TOKYO WAR』では、映画では割愛された部分が大幅に追加されているため、映画では描かれなかった彼らの様子も詳細に描写されている。劇場版には登場しなかった香貫花・クランシーについてもわずかに触れられているが、熊耳武緒についての記述は一切ない。この小説版はそんな映画版の補完の役目を担う一方、あらゆる面で『食』に対する押井のこだわりが書き綴られている。なお、これは押井にとっての小説処女作でもある。
  8. ^ なお、鳥の他に魚も押井が好むモチーフだが、これは聖書からの暗喩でもあるという[要出典]。犬については押井本人の好み[要出典]。押井が自ら執筆した本作品のノベライズでは、柘植一味のヘルハウンド発進を目撃した男性の飼い犬には“ガブ”という名前が設定されており、これは当時の押井が飼っていたバセットハウンドの愛称(正式な名前はガブリエル)である[要出典]。また、映像作品中(本作品)で描かれた姿から、犬種も同じである。
  9. ^ 劇場版第三作目「WXIII 機動警察パトレイバー」に登場する廃棄スタジアムも実は同じ土地に存在している。本作品では進士と南雲が敵本部への侵入経路をCGで説明するシーン、「WXIII」では怪物が殲滅されたあとカメラが上空へと引いていくシーンや設定資料などでそれぞれ地形が確認できる。周辺の立地状況に関してはWXIII 機動警察パトレイバー#製作も参照。 スタジアムは元々2002 FIFAワールドカップ開催時の使用を目指し建設が進められていた物であるらしい[要出典]。だが「パトレイバー」の世界ではその誘致に失敗したため、建設を中止して放棄され、バビロンプロジェクト完了後もこの埋立地そのものが宙に浮いていた模様。
  10. ^ 設定上18号埋立地に隣接する中央防波堤外側埋立地を指す。
  11. ^ 当初この「おもひでのベイブリッジ」は冗談のような軽い気持ちで作曲されたが、美桜かな子バージョンのレコーディングの際には「演歌の鬼」のような先生が同伴してきて美桜かな子に熱烈指導を始めたため、作曲を担当した川井の顔は徐々に青ざめていったという[要出典]

出典

  1. ^ a b インフォバーン刊「これが僕の回答である。1995-2004」押井守著p.115より。
  2. ^ 「日本映画フリーブッキング作品配給収入」『キネマ旬報1994年平成6年)2月下旬号、キネマ旬報社、1994年、155頁。 
  3. ^ 日経BP刊「雑草魂 石川光久 アニメビジネスを変えた男」梶山寿子著 pp.132-135より。
  4. ^ a b c d 徳間書店刊「アニメージュ」1993年7月号「『戦争』はモニターの向こう側にあった PKOレイバー小隊壊滅す!」p.79より。
  5. ^ a b c 角川書店刊「月刊ニュータイプ」1993年8月号「PATLABOR 2 事変2002 INCIDENT」p.15より。
  6. ^ a b c 徳間書店刊「アニメージュ」1993年9月号「悲愴なるトリロジーの果てに… ―特車二課第二小隊最後の出勤―」pp.44-45より。
  7. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P69
  8. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P21、59、63
  9. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P92
  10. ^ アニメージュ叢書『すべての映画はアニメになる』(押井守著、pp.244、宮崎との対談)
  11. ^ 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P68
  12. ^ 雑草社刊「ぱふ」1995年12月号「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 劇場公開直前SPECIAL」p.65より。
  13. ^ 徳間書店刊「アニメージュ」1998年1月号「BANDAI VISUAL'S 2001:an animation odyssey -バンダイビジュアルの野望-」27Pより。
  14. ^ 毎日映画コンクール:コンクールの歴史 - 毎日新聞”. 2019年6月9日閲覧。
  15. ^ 「機動警察パトレイバー2 the Movie サウンドリニューアル版」特典ブックレットより


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