桐野豊とは? わかりやすく解説

桐野豊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 07:13 UTC 版)

桐野 豊
生誕 桐野 豊(きりの ゆたか)
(1944-01-22) 1944年1月22日(80歳)
愛媛県西条市
居住 日本
アメリカ合衆国
研究分野 神経生物物理学
研究機関 カーネギーメロン大学
九州大学
東京大学
徳島文理大学
出身校 東京大学薬学部卒業
東京大学大学院
薬学系研究科博士課程修了
プロジェクト:人物伝
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桐野 豊(きりの ゆたか、1944年昭和19年)1月22日[1] - )は、日本薬学者薬学博士(東京大学、1972年)。東京大学名誉教授。元徳島文理大学学長東京大学薬学部卒業。同大学大学院薬学系研究科博士課程修了。愛媛県西条市出身。

経歴

愛媛県西条市出身。1962年昭和37年)、愛媛県立丹原高等学校を卒業。1967年(昭和42年)、東京大学薬学部を卒業。1972年(昭和47年)、同大学大学院薬学系研究科博士課程修了。東京大学薬学博士、論文の名は「アスコルビン酸酸化反応中間体のESRによる研究」[2]

1973年(昭和48年)、カーネギーメロン大学放射線研究所のポスト・ドクトラルフェローに就任。1975年(昭和50年)、東京大学薬学部の助手に就職。1981年(昭和56年)、東京大学薬学部を講師に就任。1983年平成5年)、東京大学薬学部の助教授に就任。

1985年(昭和60年)、九州大学薬学部の教授に就任。1993年、東京大学薬学部の教授に就任。1997年(平成9年)、東京大学大学院薬学系研究科の教授に就任。2001年、東京大学大学院薬学系研究科長兼薬学部の学部長に就任。2005年(平成17年)、東京大学副学長に就任。

2006年(平成18年)に徳島文理大学学長に就任し2018年に退官。2020年令和2年)、瑞宝中綬章受章[3]

またこれまでに日本薬学会日本生物物理学会、日本神経化学会、日本神経科学学会、日本バイオイメージング学会、日本レギュラトリーサイエンス学会などに所属。

著書

共著

  • 『エッセンスERS』(1991年1月、広川書店、小沢俊彦)
  • 『カルシウムシグナリング―細胞と身体のカルシウムホメオスタシス』(1997年5月培風館、吉岡亨、工藤佳久)
  • 『神経科学キーノート』(2003年9月12日、シュプリンガー・フェアラーク東京、川原茂敬、渡辺恵、松尾亮太)
  • 『生物物理学ハンドブック』(2007年4月25日朝倉書店、石渡信一、桂勲、美宅成樹)

栄典

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.258
  2. ^ 博士論文書誌データベース
  3. ^ 令和2年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 7. 2023年2月18日閲覧。




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