校長から遺族に対する損害賠償請求訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/07 00:10 UTC 版)
「丸子実業高校バレーボール部員自殺事件」の記事における「校長から遺族に対する損害賠償請求訴訟」の解説
2009年6月、新たに校長から長野地方裁判所上田支部に遺族とその弁護士に対し損害賠償請求が起こされた。請求には、新聞社に校長が無実である広告の掲載や、ブログに校長に対して自殺した高校生の母親による謝罪文の数ヶ月の掲載を求める内容も含まれている。2011年1月14日に長野地裁上田支部の川口泰司裁判長は「原告校長の社会的評価を低下させ、名誉を傷付けた」として、母親と弁護士に計165万円の支払いと謝罪広告の掲載を命じた。 なお、弁護士の高見澤昭治は、法律上の根拠がないことを容易に認識し得たにもかかわらず校長を殺人罪で告訴し、さらに、記者会見の際に独自の見解に基づいて校長があたかも殺人を犯したかのように発言し校長の名誉と社会的信用を棄損したとして、2012年に東京弁護士会により懲戒処分された。
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