東安駅爆破事件
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東安駅爆破事件(とうあんえきばくはじけん)は、1945年8月10日に満州国東満省東安市(現在の中華人民共和国黒竜江省密山市)の南満州鉄道東安駅で、野積みされていた日本陸軍の弾薬が爆発した事件である。駅構内にはソ連対日参戦による避難民多数が乗った列車が停車中で、100人以上の死者が出た。日本軍が備蓄弾薬の鹵獲を防ぐために爆破処分した際に起きた事故と見られるが、詳細は不明である。現在の地名から、密山駅爆破事件とも呼ばれる。
注釈
出典
- ^ a b 松原(1984年)、147頁。
- ^ a b c 松原(1984年)、142頁。
- ^ a b 藤田(1982年)、131頁。
- ^ a b c d e 松原(1984年)、143-144頁。
- ^ a b c 松原(1984年)、145-147頁。
- ^ a b “「東安駅事件」運を天に任せ”. 声 語りつぐ戦争. 朝日新聞デジタル. 2022年6月25日閲覧。
- ^ 藤田(1982年)、132頁。
- ^ 藤田(1982年)、129頁。
- ^ a b 松原(1984年)、140頁。
- ^ a b 『墓標なき八万の死者』中央公論社〈中公文庫〉、1977年6月25日、24頁。
- ^ 「列車動かず爆破の犠牲」 中日新聞 2005年8月17日朝刊。
- ^ 藤田(1982年)、132-133頁。
- ^ 横山航 「遠き祖国(1)厳しい環境日本名は忘れず」 読売新聞 2012年1月31日朝刊(石川県版)。
- 1 東安駅爆破事件とは
- 2 東安駅爆破事件の概要
- 3 犠牲者
- 4 参考文献
- 東安駅爆破事件のページへのリンク