本覚とは? わかりやすく解説

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ほん‐がく【本覚】

読み方:ほんがく

仏語人間に本来等しく備わっている仏の悟り本性としての悟り


ほんがく 【本覚】

仏教用語。心の本性に本来的にある覚の本体をいう。これに対して迷い次第破って覚りを得るのを始覚という。本覚の思想からすれば、本来的に仏であるのだから修行不必要ということになるが、しかし何もしないのでは不覚覚り成就していない)の状態のままだから、やはり修行が必要とされる

本覚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 15:42 UTC 版)

本覚(ほんがく)とは、本来の覚性(かくしょう)ということで、一切の衆生に本来的に具有されている悟り(=覚)の智慧を意味する。如来蔵仏性をさとりの面から言ったものと考えられる。平たく言えば、衆生は誰でも仏になれるということ、あるいは元から具わっている(悟っている)ことをいう。


注釈

  1. ^ 俗に立川流の名称で知られているが、これは立川流とこの集団を同一視しようとさせた権力闘争が関係しているといわれる(「彼の法」集団を参照)。

出典

  1. ^ 末木文美士『日本仏教史』新潮文庫、1996年、179頁。 
  2. ^ 尾藤(2000)pp.98-99
  3. ^ 浄土真宗の誕生前後 – 佑浩寺


「本覚」の続きの解説一覧

本覚

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 13:48 UTC 版)

発音(?)

ほ↘んがく
ほ↗んがく

名詞

ほんがく

  1. (仏教) 人間本来備わっている悟り

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