木造如来立像とは? わかりやすく解説

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木造如来立像

主名称: 木造如来立像
指定番号 3253
枝番 00
指定年月日 1970.05.25(昭和45.05.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 現在螺髪のすべてを失い両手足先等を補足しているが、当初両手先を除く像のほぼ全容の一材から彫成していたものであろう。像は頭部小さ目にまとめ、これに比して肩の張り大きくとって幅広い体貌につくり、面奥、体奥にも十分な厚みをもたせているので、一メートルほどの小像とはみえぬ堂々とした風格がある。衣褶の彫りも像の大きさにくらべ大ぶりで、しかも深く強く、特に外方張る両袖部では渦文などをまじえてにぎやかに重畳させ、これが裳裾後方引いた反り身体勢流動的な働き与えている。製作は九世紀末十世初頭ごろと思われ、この地方にのこる平安古像中、特色ある作品いえよう

木造如来立像

主名称: 木造如来立像
指定番号 3274
枝番 00
指定年月日 1972.05.30(昭和47.05.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文:  頭頂から台座蓮肉下の束まで二メートル達す全容を一材から彫成し両手前膊半ばまで共木から彫り出し内刳りはない。頭部小ぶりにまとめ、胴をしぼって下半身長大につくる体勢には独特の悠揚とした偉風がある。北九州における十世紀の代表的彫像一つといえ、その作風本神社の如来坐像観世音寺阿弥陀如来立像などにうけつがれている。
重要文化財のほかの用語一覧
彫刻:  木造如来形坐像  木造如来形立像  木造如来立像  木造如来立像  木造妙幢菩薩立像  木造妙見菩薩立像  木造孔雀明王像



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