早良国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 19:34 UTC 版)
1985年2、3月に調査された福岡市吉武高木遺跡の3号木棺墓から多鈕細文鏡がほかの青銅製武器とともに出土している。この遺跡が『魏志』倭人伝の伊都国と奴国との中間地点にあり、その群名をとった「早良国」(さわらこく)という名で話題となった。 このほか佐賀県唐津市の宇木汲田(うきくんでん)遺跡、山口県下関市の梶栗浜(かじくり)遺跡、大阪府柏原市大県(おおがた)遺跡、奈良県御所市名柄でも副葬品として埋納されていた。さらに、長野県佐久市野沢地区原遺跡では、破片を加工し二つの孔をあけて呪符か護符に転用された形で出土している。
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