日蓮の解釈
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 16:52 UTC 版)
日蓮は、『法華経』寿量品にある経文、「常住此説法」を「常」、「我此土安穏」を「楽」、「自我得仏来」を「我」、また薬王品の「如清涼地」を「浄」とする。また日蓮は、 上行は我を表し、無辺行は常を表し、浄行は浄を表し、安立行は楽を表す。有る時には一人に此の四義を具す。二死の表に出づるを上行と名づけ、断常の際を踰(こ)ゆるを無辺行と称し、五住の垢累を超ゆる故に浄行と名づけ、道樹にして円(まど)らかなり故に安立行と曰うなり。 — 『御義口伝』 と、この涅槃の四徳を『法華経』に出てくる地涌の四菩薩に配当している。
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