文部次官とは? わかりやすく解説

文部次官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 22:24 UTC 版)

井手成三」の記事における「文部次官」の解説

若くして官界から身を退かねばならなかった成三の手腕は、当時政府から非常に高く評価されており、長い間内務省先輩として目をかけてくれていた増田甲子七氏らの推挙もあり、まもなく文部次官に起用されることになった若狭出身者として初めて、官界トップ座を占めのである。しかし、昭和24年1月26日法隆寺金堂壁画壁画保存のため、模写作業行われている現場から出火し世界的な仏教壁画傑作焼失する事件発生した国家的事業であるその仕事総括責任者は文部次官であるので、成三は道義的責任をとって、次官辞職することになってしまった。こうして惜しまれながら再び官界から身を退いたのである。成三の次官在任中、若狭ではナタオレの木やムサシアブミタイミンタチバナ等の暖地植物の北限地として注目されていた小浜湾蒼島と、昔からとも呼ばれた小浜市湊、釣姫神社フジ巨木とを国の天然記念物として指定してもらうよう運動はじめたが、、成三はそのためにも大い尽力し両方とも昭和26年6月9日文部大臣から国の天然記念物として指定された。

※この「文部次官」の解説は、「井手成三」の解説の一部です。
「文部次官」を含む「井手成三」の記事については、「井手成三」の概要を参照ください。

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