文化財登録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 09:08 UTC 版)
「尾州廻船内海船船主 内田家」の記事における「文化財登録」の解説
1996年(平成8年)10月には保存整備事業が開始され、1997年度(平成9年度)から2000年度(平成12年度)には、日本福祉大学知多半島総合研究所によって建物現状調査と所蔵品調査が行われた。2005年(平成17年)3月2日には内田家住宅の土地と家屋が所有者から南知多町に寄贈され、2005年度(平成17年度)と2006年度(平成18年度)に建物の修復工事を行ったうえで、2006年(平成18年)12月から一般公開を開始した。 2008年(平成20年)3月25日には南知多町指定有形文化財に指定され、2017年(平成29年)7月31日には「旧内田家住宅」として重要文化財に指定された。重要文化財の指定理由として、「廻船主の住宅としての特徴をよく備え、明治初期に成立した屋敷構えをほぼ完全に留めており、太平洋側で希少な廻船主の住宅として高い価値を有している」と評価されている。知多半島の近代和風建築として初めて重要文化財に指定された建築物である。 2010年(平成22年)7月24日には内田佐平二家当主の内田佐太臣によって、内田佐平二家住宅の土地と家屋も南知多町に寄贈された。主屋・土蔵・離れの修復工事を行った上で、内田佐平二家住宅は2016年(平成28年)7月9日から一般公開を行っている。2018年(平成30年)11月2日には内田佐平二家住宅が登録有形文化財に登録された。
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