政府軍反攻開始、反政府組織の撤退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 08:51 UTC 版)
「ティグレ紛争」の記事における「政府軍反攻開始、反政府組織の撤退」の解説
詳細は「2021年11月ティグレ軍攻勢」を参照 11月22日、アビィ首相は自ら前線へ赴いて軍の指揮を執ると表明し、政府軍の反攻が開始された。12月6日には首都から約400キロ北東に位置する要衝、デセとコンボルチャを奪還したと発表した。 12月21日、TPLFのスポークスマン、ゲタチェウ・レダは隣接するアムハラ州、アファル州からの撤退を完了したとTwitter上で発表した。これに対しエチオピア政府の報道官は「TPLFはここ数週間で大きな敗北を喫しており、それを隠すために戦略的撤退を主張している」と指摘、さらにアムハラ州には依然としてTPLFの部隊が残存している地域があると述べた。 10月以降、州都メケレを含むティグレ州各地の市街地を標的としたエチオピア政府軍による空爆が増加しており、これまでに140人以上が死亡している。12月31日、TPLFのスポークスマンは「アビィ政権による空爆はティグレ州の日常となりつつある」と述べた。
※この「政府軍反攻開始、反政府組織の撤退」の解説は、「ティグレ紛争」の解説の一部です。
「政府軍反攻開始、反政府組織の撤退」を含む「ティグレ紛争」の記事については、「ティグレ紛争」の概要を参照ください。
- 政府軍反攻開始、反政府組織の撤退のページへのリンク