へず・る〔へづる〕【▽剝る/▽折る/▽削る】
お・る〔をる〕【折る】
読み方:おる
[動ラ五(四)]
1 棒状・板状のものを鋭角的に曲げる。また、そのようにして切り離す。「指を—・って数える」「枝を—・る」
2 紙や布などの平面状のものを畳んで重ねる。「新聞紙を二つに—・る」
4 (「筆をおる」などの形で)文筆の業をやめる。
5 頑固な気持ちを弱める。くじく。「鼻柱を—・る」「我(が)を—・る」
6 (「骨をおる」などの形で)あるもののために苦労する。「友人の職探しに骨を—・る」
「今日もかも沖つ玉藻は白波の八重—・るが上に乱れてあるらむ」〈万・一一六八〉
[可能] おれる
[下接句] 我(が)を折る・陰に居て枝を折る・高木は風に折らる・腰を折る・節(せつ)を折る・大木は風に折られる・月の桂(かつら)を折る・角(つの)を折る・出端(ではな)を折る・七重(ななえ)の膝(ひざ)を八重(やえ)に折る・鼻を折る・膝(ひざ)を折る・一骨(ひとほね)折る・筆を折る・ペンを折る・骨を折る・指を折る
折る
「折る」の例文・使い方・用例・文例
- 腕を折る
- 新聞を2つに折る
- ページの隅を折る
- ひざを折る
- 棒をポキンと折る
- 首をへし折るぞ
- 私たちは病気の人たちや世界平和のために千羽鶴を折る。
- 彼は骨を折る怪我をする。
- あなたは折り紙を折るのが上手いですね。
- あ、そうだ。まゆに変なことしたら、背骨を折る。
- 木を折るな。
- 彼は、しばしば、無駄骨を折る。
- 最後のわら一本がらくだの背骨を折る。
- 一生懸命頑張ってどうにかもう1羽折ることができた。
- もし病気の人が千羽の鶴を折ると、その人の願いが叶うの。
- もう一羽の鶴さえ折ることができない、と心の中でつぶやいた。
- 鉛筆のしんを折る.
- 脚[腕]を折る.
- 人の得意の鼻をへし折る.
- 人のために大いに骨を折る.
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