戦前期の急行運転
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:30 UTC 版)
大井町線では戦前の一時期に急行列車が運転されていた。これは大井町 - 二子玉川間で運行される列車のうち、朝間の上りと夕方の下りに大井町 - 荏原町間を通過運転するものであった。運転開始時期は昭和一桁後期で、1936年(昭和11年)4月1日のダイヤ改正で廃止されている。 この急行には、車両の前面向かって右側(東横線系統は前面向かって左側 )に急行板が掲出されていたが、「急行」表記のほかに「通過駅 中延 蛇窪 戸越」と表記されていた。なお、この表示の「戸越」・「蛇窪」はそれぞれ、現在の下神明駅・戸越公園駅のことである。通過駅の旅客のため、大井町 - 荏原町間には折り返し各駅停車が運転されていた。
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