感熱式プリンタ
読み方：かんねつしきプリンタ
別名：サーマルプリンター
【英】thermal printer
別名：サーマルプリンター
【英】thermal printer
感熱式プリンタとは、高温の印字ヘッドのピンをインクリボンか紙に押し付けることで印刷を行なうプリンタのことである。サーマルプリンタとも呼ばれる。通常は、熱でインクが溶ける特殊なインクリボンを使用するか、感熱紙と呼ばれる熱に反応する特殊な紙に印刷を行う。
感熱式プリンタでインクリボンを用いる場合、インクリボンのインクを溶かして紙に付着させる「熱転写型」や、インクを蒸発させて紙に付着させる「昇華型」などの種類があり、これらの方式では、いずれも普通紙を使うことができる。ただし、表面処理された専用紙を使った方が、インクの付着が安定するため、印字品質は高くなる。
一般に、ドットインパクトプリンタと比較して、低価格、低騒音であるが、インクリボンが高価なため、ランニングコストが高くなるという面もある。なお、感熱紙の場合は、時間がたつと印字した用紙が変色しやすいため、特定の目的以外ではあまり利用されていない。
サーマルプリンター
(感熱式プリンタ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/11 04:24 UTC 版)
サーマルプリンター (Thermal Printer) は、熱によって紙などの媒体に印刷を行なうプリンターの一種である。
- ^ “MD-5500販売終了のお知らせ”. アルプス電気株式会社 (2009年12月18日). 2010年2月1日閲覧。
- ^ プロフェッショナルプリンティング事業戦略説明会 セイコーエプソン株式会社、2016年
- ^ フォトプリンタでシールプリントの「iNSPiC PV-123」がシェア5割超え - BCN＋R
- ^ Thermal Print Heads Market to Witness Huge Growth by 2025| Kyocera, AOI Electronics, ROHM, Gulton, Mitani Micro, Shandong Hualing – The Daily Chronicle
- ^ https://www.kojundo.co.jp/dcms_media/other/magazine2.pdf
- ^ サーマルヘッド | プリントヘッド | エレクトロニクス豆知識 ローム株式会社-ROHM Semiconductor
[続きの解説]
「サーマルプリンター」の続きの解説一覧
- 1 サーマルプリンターとは
- 2 サーマルプリンターの概要
- 3 近年の傾向
- 4 外部リンク
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